グローバル展開 海外事業所紹介

Bondtex, Inc.

海外事業所紹介: Bondtex, Inc.

自動車内装事業では、海外6ヵ国12拠点に製造・販売拠点を持ち、自動車内装材全般を供給しています。
お客様のニーズに応えるため、日本で培ったモノづくりと管理のノウハウを各拠点へ展開し、迅速かつ安定的に当社商品を納入しています。
また、各拠点において、地域の経済発展と雇用促進にも貢献しています。

Bondtex, Inc.について

 1986年にサウスカロライナ州で設立された同社は、医療用、インテリア用、自動車用のフレームラミネート加工を中心に事業活動を行っています。2015年より住江織物グループの一員となり、これまでのローカル企業としての立場からグローバル企業の一員としての役割を全うすべく日々研鑽を重ねています。昨年には新しいフレームラミネート加工機が導入され、品質向上、競争力の向上を背景に常に新たなビジネスの獲得を目指し日々活動しています。

Bondtex, Inc.

Bondtex, Inc.の周辺環境

 Bondtex, Inc.があるグリーンビル地区は、かつて繊維産業の拠点として繁栄を誇っていましたが、1970年代後半より繊維産業の衰退とともに年々人口が減少しました。しかし、欧州の大手自動車メーカー北米工場がこのエリアに進出を決めたことをきっかけに、多くの企業が再びこの地に拠点を構えるようになりました。多くの欧州人がこのエリアに移住したことで土地や建物の価格が上昇しましたが、この地区にはそれを上回る魅力があります。気候に関して言えば、春と秋がそれぞれ2週間ほど短いこと以外は日本とさほど変わりなく、住みやすい環境です。また、当地に長く住まう人々を表す言葉として“Southern Hospitality”があります。人懐こくて優しく穏やかな人が多いという意味で、住んでいるとそれを肌で感じる機会が多くあります。このほかにも教育制度が充実していることもあり、今では全米「住みたい街ランキング」において常に上位に入るほどの人気地区となっています。

社会貢献活動

 地元の高校であるDorman High School “Bass Fishing Club”と少年少女サッカーアカデミー“Spartanburg United Soccer Academy”へのスポンサー活動をすることで、子供たちの発育と健康増進に寄与しています。また、全米各地の小児病院で治療を受ける難病患者に対して治療費などのサポートを行うChildren’s Miracle Networkへの寄付や、不慮の事故などの影響で就労が困難な人・生活保護対象者などに昼食の提供を行うMobile Meals of Spartanburg(生活保護支援団体)への資金援助も行っています。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響と対策

 Bondtex, Inc.の従業員からも、このエリアに住む人々の特長である信心深さが関係して、週末に訪れる教会などで感染するケースや週末に自宅などで家族や仲間と集う機会に感染するケースが多くみられました。しかし、就業時のマスク着用義務、共用部(食堂・トイレ・扉)の消毒、エアコンフィルターの交換、消毒液の完備など様々な対策を継続的に実施することで、社内クラスターの発生を防止することができています。また、アメリカでは、4月初めに政府が打ち出した12歳以上の全国民を対象とするワクチン接種が普及したため、Bondtex, Inc.では4月以降、新規感染者数が劇的に減少しています。
 ワクチン効果(3回目接種含む)を期待しつつ、今後もこれまでの対策を維持し、新規感染者数ゼロを目指します。

Dorman High School バスフィッシングクラブ
Dorman High School バスフィッシングクラブ
Spartanburg United Soccer Academy
Spartanburg United Soccer Academy
「グリア」のダウンタウン 60年以上前の建物がリノベーションされ、レストランや地ビール工場などが立ち並ぶBondtex, Inc.の隣町
「グリア」のダウンタウン
60年以上前の建物がリノベーションされ、レストランや地ビール工場などが立ち並ぶBondtex, Inc.の隣町
山本 祥平 2008年入社
写真の左から野田、マーク取締役、ベス工場長

2014年1月にSTA(Suminoe Textile of America)へ赴任後、アメリカ滞在が8年目となりました。Bondtex, Inc.では2019年より勤務を開始し全体を統括しています。これまでの赴任期間で特に印象的だったことは、国内には4つのタイムゾーンが存在するなど、とにかく国が広いことです。現在、私が住む東海岸からテネシー州やテキサス州に出かけると-1時間、西海岸ともなれば-3時間の時差を克服しなければならず、体の負担になることもあります。このように広大かつ豊かな国土を持つアメリカは、出生率が右肩上がりで、今後も安定した消費経済が社会を支えていくと言われています。新型コロナウイルス感染症の影響で、一部の生活習慣が変わってきていますが、変化に乗り遅れないよう注意しながら今後の赴任期間で未来への布石を打っていきたいと思います。