同期社員座談会
外からはなかなかわからない「SUMINOE」の仕事。普段社員はSUMINOEでの仕事のスタイルや、 社員に対する企業の姿勢をどのように感じているのでしょうか。それぞれ異なる仕事で活躍する三 人の同期社員が本音で語り合います。
SUMINOEの働きやすさって?
「自分の希望通りの仕事ができている」、「ストレスなく働ける」、
「仕事を通じて新しい挑戦ができる」など、何を働きやすいと感じるかは社員それぞれ。
では、2020年に入社し、それぞれ異なる部署で日々の仕事に邁進する三人は、
どういった点にSUMINOEの働きやすさを感じているのでしょうか。
MEMBER
-
小林 祐太KOBAYASHI YUTA
入社年:2020年
技術開発センター 開発部
材料開発グループ -
佐竹 美沙SATAKE MISA
入社年:2020年
CSR推進室
法務グループ -
多田 凌也TADA RYOYA
入社年:2020年
車両営業部
大阪車両営業グループ
どんな思いで
SUMINOEを目指したの?

多田
就職活動の時は、車両の内装ではなくインテリアの業界を目指していたんです。そもそも「人が快適に過ごせる空間の提供に寄与したい」という思いを持っていました。でも企業説明会で、SUMINOEの存在を知って、自動車や鉄道の中も、住まいや公共施設なんかと同じ、大切な生活空間なんだと気づいたのがきっかけですね。今は鉄道の内装材の営業をしています。お客さまに商材を提案しながら、内装を通して、一緒に快適な車内空間を考えていくのが本当に楽しく、当初の夢が叶ったと感じています。何より日々乗る鉄道のシートなどに自分が手がけた製品を見つけると、「おっ」と嬉しくなります。
小林 実は私がSUMINOEを深く知りたいと思ったきっかけは、鉄道が好きだったことも大きかったんです。なので、多田くんの話を聞いているとちょっと羨ましいですね。私は、大学で高分子の物性について研究を進めていたこともあって、その研究の延長線上にある浴室床材の開発に関わっています。日々の仕事で、大学時代に培った考え方や分析の手法をいかせることが、やりがいに繋がりますね。興味のあったことではなく、学んできたことが私の仕事につながっていますが、今の職場は自分にとって居心地がいいなと感じます。今は奈良の技術開発センターで、既存の製品の改良に加え、シーズにも目を向けて、新製品の開発を行っていこうとしています。

佐竹 お二人の入社動機を、はじめて聞きました。私がSUMINOEを選んだのは、インターンシップで繊維業界を知ったのも大きかったのですが、決め手となったのは「人」でした。就職活動中に、人間関係が良く、人柄のあたたかい方が周りにいる職場だと、長く働き続けられるのではないかと思い至り、最終的にSUMINOEに辿り着きました。入社から2024年まではSDGsの推進や統合報告書などの制作に携わっていましたが、部署内で異動して現在は契約書の作成と確認、個人情報の保護などの業務に携わっています。私は、規則に沿って物事を考えて実行していくのが性に合っているので、今の業務はより自分の長所を活かせていると感じ、それがやりがいになっています。
ずばり、
SUMINOEは働きやすい?

多田 佐竹さんもお話しされていた通り、SUMINOEの働きやすさって、まず人の良さにあると思うんですよね。上司は僕の意見を積極的に認めてくれて、意見を聞いてくれますし、「若いうちは上司が責任を取るから、チャレンジしたら?」と背中を押してくれます。そう言われると期待に応えたくなっちゃいますね。あともう一つの良さがあって、部署内だけではなく、仕事で関わりのある他部署とも連携がしっかり取れているんです。僕と小林くんは残念なことに業務上では、まだそれほど関わりはないけれど、技術開発センターの方には、頻繁にオンラインや電話で相談に乗ってもらっています。
小林 確かに、技術開発センターと営業の方とはかなり連携が取れていますね。オンラインでもそうですが、営業の方にも製品の試作の立ち会いや試験の立ち会いをしてもらうこともあります。開発を行う側としては、そういった機会にお客さまと直接やり取りしている営業の方からの意見を聞けるのは、本当に重要なんです。お客さまの要望通りのコストや性能を満たすためのヒント、例えば樹脂の配合や適切な製造方法を模索するための鍵は、営業の方の会話の中にもあります。もちろん、部署内でも連携は取れていて、奈良の技術開発センターは、それぞれのデスクを決めずに動けるフリーアドレス制になっています。だから、開発に行き詰まったり、疑問を抱えた時に、上司や同僚に気軽に話しかけられるようになっていますし、相談された側も自分の経験やアイデア、技術などを伝えられる環境になっています。

佐竹 私は統合報告書の制作を担当していた時に、経験豊かな営業・開発の部長クラスの方々にお話を伺う機会がありました。ただ、SUMINOEはお互いに協力し合う風土が出来上がっていると思うのですが、まだ改善する余地があると思っています。それで始められたのがSUMINOEグループ内の部門や部署の垣根を越えて社員同士がつながり合う「ツナグ輪(ワ)ーケーション」や、社長と直接お話をする「ツナグ座談会(ミーティング)」、経験豊富で実績を残した社員の仕事に対する考え方や、エピソードを次世代に引き継ぐ「ツナグ講演会」ですね。多田くんや小林くんも、参加してくれたよね。
多田 僕は「ツナグ輪ーケーション」の営業の若手交流に参加しました。自部署だけでなく、グループ会社の営業と知り合えたことで、それぞれのスタイルや提案の方法、物事の考え方を学べるのは本当にいい機会でした。それに、お客さまにSUMINOEがどんな会社かを説明するための、いい知識の引き出しができました。

小林 私は開発担当の交流に参加しました。普段は浴室の床材の担当で、自動車やインテリアに携わる開発の方との会話の機会は多くないので、貴重な学びとなりました。お客さまごとに要求される項目の違いや、自分が知らない仕事の進め方やアイデアについて深く話すきっかけになり、また会社や分野の枠を飛び越えて、悩みや新規のアイデアを共有することができました。
佐竹 私は「ツナグ座談会」で直接社長とお話したり、「ツナグ講演会」で講演者の方の話を聞いて、お互いが協力しあってスムーズに仕事を進めていくためには、人とつながること、お互いが顔を知ることが、本当に大事なんだと改めて感じました。 「ツナグ輪ーケーション」や「ツナグ座談会」、「ツナグ講演会」のようなイベントを今後もさらに実施していくことで、SUMINOEの働きやすさはもっと向上していくのではないかな、と期待しています

SUMINOEからの
サポートで役に立ったことは?
多田
SUMINOEで働く上で一番恩恵を受けているのは、社宅の借り上げ制度です。僕が入居している30歳未満独身者社宅は、家賃の自己負担が1割で会社が9割を負担してくれるだけでなく、冷蔵庫や洗濯機、掃除機などの家電までついていて、大阪の社宅であれば会社から徒歩圏内です。
今の環境に慣れてしまって、今後結婚したり、30歳をすぎて対象者でなくなるのはちょっと怖いところもあります(笑) ただ、それでも負担割合が変わったり、家族手当が増えたりと他の面でのサポートもあるみたいなので、大きな心配はありません。

小林 私も奈良で社宅に入居しています。奈良は家賃も安いし、大阪にも出かけやすく、環境もいいし、なにより、部屋が広い! 本当におすすめの制度です。私は加えて、通信教育も受けていますね。私の場合は動画を視聴するタイプの通信教育で、負担も月1,000円程度とお手頃です。通勤時間やちょっとした隙間時間を利用して、スキルアップに活用しています。

佐竹
いいなぁ(笑)私は自宅から出勤できる範囲内なので、社宅入居の対象外なんですが、その分、通信教育はしっかり利用しています。通信教育にも、私が今目指している社会保険労務士をはじめとした資格取得からビジネスマナー、一般常識までさまざまな種類があります。
受講費用も、最終的なテストで成績を残すことができれば、全額返金されますのでモチベーションにもつながりますね。
他にも今働いている地域で勤め続けられる地域限定社員制度などもありますし、厚生施設として和歌山県の白浜と神奈川県の箱根には温泉付きの保養所もあるんですよ。お子さんがいる先輩に聞いたのですが、家族での旅行先としても重宝したそうです。
多田 僕たち同期は普段食事をしたり、社内行事の時に一緒に飲み会をしたりといったことはしているけど、保養所を利用した旅行はしていないね。みんなで旅行に行っている後輩社員の話も聞くし、今度同期で一緒に遊びに行ってみたいですね。