弥永 夏希
営業
（インテリア事業）
2023年入社
お客さまと何度も話し合う、提案営業の魅力とは？
私は現在、オフィスやホテルなどで使用されるタイルカーペットやカーテンなどを取り扱っています。
メインのお客さまは設計事務所です。お客さまが建物を設計される際に、その建物のコンセプトに対し、SUMINOEの商材がどのように映えるのか、どのような使用方法が最適なのかといったことを、イメージ図とともに提案しています。基本的には既製品を活用した提案を行いますが、お客さまのイメージに既製品が適さない場合は、デザイナーや開発の社員と連携し、別注品の制作を行うこともあります。
商材の採用までには、お客さまと何度も話し合いを重ねるのですが、その中で感じるのは、商材一つが採用されるまでにもストーリーがあるということです。提案を繰り返していくうちに、建物のコンセプトや設計に込められた想いへの理解が深まっていきます。
営業として、商材が採用され、設計図にSUMINOEの名前が記載されることはもちろん大切です。しかし、それと同じくらい、一つの案件を通じて私たちとお客さまの中に「思い出」のようなものができる瞬間が、この仕事の素敵なところだと感じています。
仕事上で最も気をつけていることは？
仕事をする上で最も気をつけているのは、「思い込み」をなくすことです。
メーカーの人間として「この知識は当たり前だ」と思えることでも、お客さまにとっては初めての知識かもしれません。自分が何度も行なっている見積もりでも、いつも同じ内容・価格であるとは限りません。私も、お客さまから「至急資料がほしい」とご依頼された際には、焦って資料を提出したくなりますが、そんな時でも一度立ち止まり、お客さまに説明をした上で落ち着いて正確な資料や提案書、見積書を作成するようにしています。どんなに時間が無くても、資料に「おや？」と思うことがあったら、勝手に判断せず立ち止まって考え、必要であれば先輩や上司に相談をすること。常に一つひとつの仕事に、真摯に向き合って小さな成功を重ねていくこと。それがゆくゆくは、お客さまとの信頼を築いていくのだと確信しています。
スキルアップのためにしていることは？
新しい仕事に挑戦したり、周りの方と密にコミュニケーションを取ったりすることです。
もちろん、自分で机に向かい勉強することも大切ですが、それと同じくらい、時にはそれ以上に経験豊富な方から直接話を聞くことに大きな価値があります。例えば、「AとBのカーペットはどうして同じ規格なのに単価が違うのだろうか」「どうして色数を増やしてモノを作らないのだろうか…」。仕事に集中していると見落としてしまいそうなちょっとした疑問も、気づけたら周囲の経験豊富な先輩や仲間に聞いてみるようにしています。そうすることで、商材の生産方法や生産現場の事情が見えてくることもあります。
SUMINOEグループには、経験豊富で引き出しの多い先輩方や、異なる分野や価値観をもつ社員の方々も多く在籍しており、交流も盛んです。こうした環境で、興味関心を持って柔軟に学ぶ機会が多いことに感謝しています。
ある日のスケジュール
これまでのキャリア
- 2023年
- 株式会社スミノエインテリアプロダクツに出向。
東日本開発部に配属。
OJT研修を通して業務を学ぶ。特に商品は、カタログの品番と姿が一致するくらいまでしっかりと記憶。
OJT研修終了後は先輩に同行してもらいながらお客さまのもとへ伺い始める。 - 2024年〜
- お客さまに対して自分一人で提案を開始。
また、上司や先輩社員にフォローしてもらいながら別注品にも携わるようになる。
キャリアビジョン
現在は、自分の部署の仕事をこなしつつ、上司に指導してもらいながら案件を進めている段階です。
ゆくゆくは、冷静に一人で、ある程度先まで想像して、動ける人材に成長していくのが目標です。また、現部署の仕事が好きなので、引き続き頑張りたいと考えていますが、知識と経験を積んだ後は、インテリア製品の商品開発や企画にも挑戦していきたいです。