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奥田 祥人

-Okuda Yoshito

営業
(車両内装材事業)
2014年入社

先輩たちが築いた、住江織物の信頼をこれからも

鉄道関係を中心に就職活動をしていた時に、住江織物の存在を知りました。住江織物の製品が、私の普段乗っている鉄道のシートに使われているというその親近感、そして何より人柄を重視する社風に惹かれて入社しました。明治時代から続く当社の強みは、歴史の中で培われてきた技術とそこから生まれた信頼です。
初めてお会いした鉄道会社の担当者様にも「住江織物の製品なら安心だ」とおっしゃっていただくことが多いです。先輩方が築き上げてきたこの住江織物ブランドを守り、発展させていくことが私の目標です。

車両営業部の業務内容、とくに奥田さんが携わっているお仕事についてお教えください。

私は現在、関東の私鉄を中心に当社の扱うシート用のモケット(織物)や鉄道用クッション材“スミキューブ®”、特急車両用のカーテン・カーペットなど内装材の営業活動を行っています。
多くの場合、鉄道事業者様から車両の新造や改良に関するコンセプトをご連絡いただき、これに対して社内のデザイナーや開発担当者に伝え、デザインや商品の開発・選定を行います。こうして出来上がった試作品を元に、コンペティションで仕事を勝ち取るのが私の役目です。そのほかにも、既存のお客さまに部材の提案などをすることもあります。

これまでに行った提案の中で、印象に残っているものを教えていただけますか?

西武鉄道の特急列車「Laview」のモケット・カーテン・カーペットの提案を採用していただいたことが思い出深いです。2016年に開発が始まったこの企画は「いままでに見たことのない新しい車両」がコンセプトに掲げられており、当社のデザイナーや開発もその挑戦に大きな魅力を感じました。

車両やデザインに見合うようモケットの表面に特殊なパイル糸を使用し、ソフトな風合いを生み出すなど、私たちも「いままでにない」商品開発を行っています。また当社と西武鉄道様・車両メーカー・監修デザイナーの各社様がともに車両を作り上げるその現場に立ち会い、開発方法を肌で感じられたことは、私にとって大きなプラスとなりました。

住江織物での営業を通じて目指す夢は何ですか?

今は鉄道車両の内装材の営業を行っていますが、バスの内装材または他の商材を扱う部署などどこに行っても活躍できる人材となることです。そのためには、知識はもちろんですが、先輩方が築き上げた住江織物のブランドに負けない私自身の信頼を社内外から勝ち取ることが重要だと考えています。

できれば「住江織物だから、この仕事をやってくれる」ではなく「奥田さんなら、きっとやってくれる」と言われるくらいに。まだまだ学ぶことは多く、過去には大きなミスで上司や同僚に助けられたこともありますが、信念をもってまっすぐに、時には柔軟に回り道を見つけながら成長を続けていきたいです。

ある日のスケジュール

井田さんから見た奥田さん

奥ちゃん(部内での奥田さんのあだ名)とは車両内装材のチームとしてデザインと営業という立場で一緒に仕事をしています。私は普段大阪で勤務しているため直接会う機会は多くはありませんが、話しやすく人間的な魅力のある方なので、営業のお仕事はすごく合っているんじゃないかなと思います。社内の人脈も豊富で、多方面にフットワークの軽いところは後輩ながら、私も尊敬しているところです。