労働安全衛生推進

安全・安心な職場環境の整備

住江織物グループ 安全衛生方針

 「安全第一」安全は、何物にも優先する。

 住江織物グループでは「安全」を経営の最重要課題と位置づけ、すべての事業活動の全プロセスにおいて、人の安全と健康の確保を最優先し、労働災害を未然に防止するとともに、快適な職場環境を形成します。

住江織物グループ 安全行動規範

・トップは安全文化向上に率先垂範で行動する
・安全への風土づくりの醸成をおこなう
・適用法令、社内規程を遵守する
・全員参加型で職場の作業環境の改善を目指す
・危険予知による安全の先取りをおこなう
・安全教育、訓練の実施をおこなう

労働安全衛生の進捗について

労働災害の原因と防止策について討議

 当社グループでは、中央安全衛生部会において、各グループ会社の安全衛生推進者が年2回集まり、労働災害の未然防止についての意見交換や活動報告を実施しています。2022年3月の部会では「不安全行動」について、その原因と防止策について重点的に討議しました。2021年度は労働災害度数率(休業)が0.70と昨年度から改善しました。

 2020年12月の住江テクノ(株)滋賀工場で発生した労災死亡事故を重大に受け止め、グループ全社一丸となり安全衛生活動を推進しています。

国内グループ労働災害度数率推移
国内グループ労働災害度数率※推移

出典:厚生労働省「令和3年度労働災害動向調査」

労働災害度数率:100万労働時間あたりの労働災害による死傷者数

住江テクノ(株)の取り組み

安全衛生体制の維持・継続

労働災害の未然防止活動を継続

 安全衛生委員会、職場実行委員会、分科会の体制見直し・強化の運用を開始してから1年が経過しましたが、それぞれの活動が根づいていくように、お互いをチェックし合いながら活動を継続しています。

「従業員安全意識アンケート」の実施

従業員の声を反映させた安全衛生活動の推進を今年度も継続実施

 2020年度に引き続き、安全・衛生教育の一環として、安全に関する理解度テストと、従業員安全意識アンケートを実施しました。事業所全体や各職場における昨年度からの意識の変化を捉えることにより、安全衛生活動の推進をより有効なものにしていきます。

職場の安全意識に関するアンケート結果(昨年比較)
職場の安全意識に関するアンケート結果(昨年比較)

安全教育活動の推進

安全教育の充実で安全意識を向上

 2021年度に全体教育資料の見直しを行い、安全教育の強化を図りました。また、職場ごとの教育資料を作成し、教育活動を実施しました。そのほか、管理者教育として安全管理者講習・職長教育講習の受講、一般教育として危険に対する感受性を高めるための体感教育を実施しました。安全教育を充実させていくことによって、“安全”に対する意識向上を目指しています。