サステナビリティに関する基本的な考え方
当社グループは、ESG経営を推進するなかで、中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027」を策定しました。サステナビリティに関して、注力すべき重点課題を特定し、事業活動を通して課題に取り組むことが重要であると考えています。この考えのもと、当社グループを取り巻く外部環境の変化に柔軟に対応した事業活動を推進していきます。
サステナビリティ基本方針と関連方針の策定
2022年6月に「サステナビリティ基本方針」を定めるとともに、環境・社会に関わる各種方針を整理し、「サステナビリティ関連方針」を策定しました。
環境面では、1998年に発表した「インテリア環境宣言」をもとに2009年に制定した「住江織物グループ環境対策宣言」を、昨今の気候変動リスクの高まりを受け、2022年4月に「住江織物グループ第二次環境対策宣言」に刷新しました。社会面では、従来の安全衛生方針に加えて、人材育成、ダイバーシティ&インクルージョン、健康経営、ワーク・ライフ・バランスに関する各種方針を整備しました。なお、人権方針は事業活動に伴う人権侵害のリスクを把握し、予防・軽減のために対処する「人権デュー・ディリジェンス」を包括したものへの拡充が必要であると認識しています。今後、CSR調達方針と連動し策定を進める予定です。
今後もESG経営をさらに強化し、あらゆる社会課題解決に向けた取り組みを加速するために、各方針のもと、様々な施策を効果的に実践していきます。
サステナビリティ基本方針
住江織物グループは、経営理念に基づいた「企業行動規範」「企業行動基準」を遵守し、健全で透明性の高い経営と社会・環境に調和した事業活動を通じて、継続的に成長することで、持続可能な社会の実現に貢献します。
サステナビリティ基本方針体系
サステナビリティ基本方針 |
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サステナビリティ関連方針 | ||
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E | 住江織物グループ第二次環境対策宣言 | |
S | 人権方針※ 安全衛生方針 人材育成基本方針 ダイバーシティ&インクルージョン基本方針 |
健康経営宣言 ワーク・ライフ・バランス基本方針 CSR調達方針※ 製品の安全・品質に関する 基本方針※ |
※ 2023年以降の策定。
サステナビリティ推進の取り組み
当社グループでは、コーポレートガバナンスとCSR推進体制のもと、年に3回「CSR推進委員会」を開催しており、CSRやサステナビリティに関する活動方針の決定、活動計画の審議・進捗確認などを行っています。
住江織物グループが注力するSDGs目標
当社グループは、事業活動を通じて、社会の持続可能性に対する課題解決に貢献するため、SDGsの17の目標のうち以下7つを注力する目標として設定しました。
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- ジェンダー平等の達成と、すべての女性の能力を強化
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- すべての人々に持続可能なエネルギーを
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- 持続可能な経済成長、働きがいのある雇用の促進
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- 強靱なインフラ構築、持続可能なイノベーションの促進
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- 持続可能な街づくりを実現
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- 持続可能な生産消費形態を確保
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- 気候変動およびその影響を軽減