バラエティに富んだ評価機器とそれを活用する技術
当社の主要な技術のひとつである消臭性能付与技術を研究・開発していくうえで、ニオイの評価は欠かせません。異なるニオイの種類や濃度、またお部屋の環境など、それぞれの状況に応じた分析機器を取り揃えています。
当社技術開発センターでは、ニオイの分析評価に必要な各種機器を保有しています。技術開発センターのスタッフは、分析機器の使用方法はもちろん、ニオイサンプル評価のための前処理技術を持ち、様々なニオイ分析評価に活かしています。各種機器を活用しニオイ評価することで、それぞれの環境にあった消臭加工技術の開発を進めています。
保有設備①:ニオイ分析機器
- ガスクロマトグラフ(GC)
- ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)+ニオイ嗅ぎオプション付き
- 高速液体クロマトグラフ(HPLC)
- 光音響式ガスマルチモニタ
- ニオイ識別装置
保有設備②:消臭試験用チャンバー
- 測定ボックス(容量30L、250L、日本電機工業会対応1m3)
- 各種チャンバー(容量20L、4m3、12m3、GB規格対応30m3)
特長・性能
- 目的・環境に応じた各種分析機器を保有
- 分析機器を使いこなすスキルを持ったスタッフによる信頼性の高い測定
消臭試験方法の国際標準化に参画
当社は高機能性繊維製品の消臭性試験方法の国際標準化に参画し、ニオイ識別装置を用いた消臭評価方法が2014年4月、ISO 17299-5として発行されました。