ニュースリリース

2023.01.01お知らせ

2023年 年頭のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

2022年は、新型コロナウイルス感染症の感染状況に波はあるものの、様々な社会経済活動の再開が見られた一年でもありました。しかしながら、まだ経済活動に勢いがあるとは言えず、世界に目を向けても、半導体・部品供給不足の長期化やロシアによるウクライナ侵攻の長期化、それに伴う原材料価格の高止まりや円安進行など、様々な影響が続いております。SUMINOE GROUPにおいてもその影響を大きく受けておりますが、2022年5月期よりスタートした中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027(以下「SGW」)」の最終目標である売上高1,000億円、営業利益率5%以上を達成するため、既存事業の強化や企業ブランディングの推進など、企業価値の最大化に向けた施策に取り組んでおります。

 

【既存事業の強化】
「SGW」の方針に基づき、各事業においては、既存事業を強化する取り組みを実施しております。昨年、当社グループとして初めての統合報告書を発行し、その中にも各事業の施策を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
また、既存事業と事業規模拡大のため、積極的に設備投資やM&Aを行っております。昨年には、インテリア事業において、インテリア販売会社である株式会社プレテリアテキスタイル、また車両内装事業において、鉄道車両・自動車・バス等の内装生地およびカーテン生地などの生産・販売を行う関織物株式会社をグループ会社化いたしました。また、自動車内装事業では、メキシコ子会社における合成皮革製造ライン新設を決定するなど、将来に向けた種まきを着実に進めております。
新規にグループに入った2社も含め、今後も当社グループ一体となってシナジー効果を発揮しながら既存事業を強化してまいります。

【企業ブランディングの推進】
当社グループは2023年に創業140周年を迎えます。改めて当社グループの価値を抽出し、「会社の持続的な成長」と「社員の幸せの実現」を検討しながら、企業ブランディング「シン・ミライPROJECT」を昨年に立ち上げました。社員の精神的支柱となるパーパス(会社の存在意義)を見直し、インナーブランディングを強化しつつ、今まで以上に消費者、投資家などあらゆるステークホルダーのみなさまから共感していただける企業を目指します。

これまで培ってきた伝統とこれからを切り拓いていく新たな力を融合し、「SUMINOE GROUP」の総合力をもって企業価値の最大化を目指してまいりますので、ご支援のほど宜しくお願い申しあげます。

住江織物株式会社
代表取締役社長
永田 鉄平