「間」(時間 / 空間 / 間合)を彩り、快適に。
“ONE SUMINOE” で挑む次世代空間づくりが始まっています。
車内での快適な時間を生み出す、次世代交通のインテリア
自動車産業が迎えている100年に一度の転換期。
自動運転技術の開発が進み、運転席・助手席といった区別がなくなれば、車内は乗っている人全員が自由に過ごせるプライベートな空間となります。また、カーシェアリングが進めば、自動車は様々な人と共有するパブリックな空間となることが予想されます。そこには高い耐久性とイージーメンテナンス性が求められます。
プライベートかつパブリックな空間。一見相反する要素ですが、この二つを持ち合わせている空間としてホテルの客室が挙げられます。そこで、ホテル内装を手掛けるインテリア事業部門と、自動車・車両内装事業部門、両者がタッグを組み次世代車内装をつくりだすプロジェクト“I.I.2.0(インテリジェント インテリア 2.0)”を開始しました。
住江織物グループは、1883年の創業以来、住空間・商業空間・自動車や鉄道・バスといった移動空間を彩り、その空間ごとに異なったアプローチで快適さを提供してきました。130年を超えて培ってきたその強みを活かし、各空間のプロフェッショナルが技術と知見を持ち寄るかたちで、自動車業界を取り巻く環境の変化やニーズを捉えながらCASE・MaaS時代の新たなカーインテリアのデザインを探求していきます。
抗菌・抗ウイルス機能加工技術
住江織物グループは、創業当初より社会のニーズを捉えながら事業を展開し、成長を続けてきました。
現在、各事業部門の市場ニーズを捉え、長年にわたり培ってきた抗菌・抗ウイルスの繊維加工技術を様々な製品に展開し、安全快適な空間と暮らしを提供しています。
今後も当社グループならではの製品展開を進め、これからの社会課題解決に貢献していきます。
住江織物グループの抗菌・抗ウイルス加工技術
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- 消臭
- 抗菌
- 抗ウイルス
- 抗アレル物質
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- 消臭
- 抗菌
- 抗ウイルス
- 抗アレル物質
- 防ダニ
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今後の展開
- 自動車・車両内装事業
- 自動車ではカーシェアリングの拡大による公共性の高まりを想定し、すべての内装材に抗菌・抗ウイルス加工技術を付与できる体制を取ることで、自動車メーカーのご要望に応えていきます。
- 鉄道・バスの内装材でも、トリプルフレッシュ®デオ加工を施した内装材で各公共交通機関のご要望に応えていきます。
- インテリア事業
- 医療・福祉施設等に向けた限定的な商品展開に留まらず、ホテルや学校といった施設、さらには一般家庭など、幅広い室内環境で使用できるカーテンやカーペットを拡充していきます。
- 機能資材事業
- トリプルフレッシュ®デオを加工したマットやカーペット、その他製品のさらなる機能開発を進め、医療・介護分野等の幅広い分野へ展開していきます。
「面」から「空間」へ。空間ビジネスへの事業拡大
当社インテリア事業ではカーペットや壁紙など、「面」を彩る製品を製造販売し、高い評価をいただいてきました。今後はこうした製品の提案にとどまらず、「空間」全体の設計・デザインにも事業領域を拡大していきます。
2020年には店舗設計について深い知見と卓越した施工ノウハウを持つ株式会社シーピーオー、さらに2022年にはカーテンを中心としたインテリアオプション販売事業を行う株式会社プレテリアテキスタイルが、グループに加わりました。
それぞれの強みを相互に生かし、ホテルやオフィスを含むスペースデザインビジネスにおいて、お客さまのご要望をさらに高いレベルで具現化していきます。